保育について

 

♡保育理念・保育内容

*「心の力」の基礎を育む保育

心の力とは、失敗してもあきらめずにやり遂げる、難しいことに挑戦する、思い通りにいかないときにも気持ちを切り替え、自分をコントロールできるといった「非認知的能力」です。

心の力は、お母さんや担当保育士など、子どもにとって特定の大人から受けるアタッチメントや応答的な関わりを通して育まれ、基本的信頼感や自己肯定感を育てていくことが基礎となります。その基礎は0・1・2歳で育つことがわかっており、子どもの成長のなかでも、非常に重要な時期と言われています。

担当保育士は、アタッチメントや応答的な関わりを通してその子にとっての「安全基地」となり、子どもの心の力を育んでいきます。

 

*「学びの芽生え」を生み出す保育

0・1・2歳児は、まわりの人や物に興味をもち、直接関わっていくという「学びの芽生え」が見られる時期です。子どもが小さければ小さいほど、学びには「養護と教育が一体となって展開されること」が重要になり、養護(生命の保持と情緒の安定)的な対応を受けて育つことで、初めて「学び」が成り立ちます。その上で、子どもが「なんだろう」「おもしろそうだ」と興味をもち、「触れてみたい」「やってみたい」と自発的に活動(見る、聞く、触るなど)することができる発達に合った玩具や素材、身近な生き物や植物など様々なものを生活やあそびに取り入れることで、たくさんの発見をしたり、「なぜ」「どうして」などと考える力や感性を育てていきます。

 

* 家庭と子どもの成長を「共に喜び、共に育てる」

家庭と保育園は子育てのパートナーでありたいと思います。家庭と共に、日々、様々な体験をしながら変化していく子ども達の言葉、表情、体の発達などの表れに注目して、子どもの内面の成長を共に喜び、共に子育てをしていきたいと思います。