1日の過ごし方

 

 

*同じ保育者がお世話をします(育児担当制)

家庭でお母さんにお世話をしてもらうのと同じように、保育園でもいつも同じ大人が丁寧にお世話をすることで、子どもは情緒が安定し、安心して過ごすことができます。

また、担当保育士が子どもの発達段階や気持ちなどをよく理解して必要なことを助けていくことで、生活に必要な習慣も身につけやすくなるということがいえます。

育児担当制は、「心の力」の基礎を育むことにも、大切な役目を務めます。

 

* 一人ひとりの生活リズムにあった日課で過ごします

クラスでの生活は、乳幼児期に必要な育児やあそびのための時間を十分に保障しつつも、集団生活の中で一人ひとりの発達や活動のテンポを大切にできるよう日課を組み立てています。一斉に靴を履いたり、トイレに行ったり、食事をしたりするのではなく、月齢や発達に合わせて少しずつ時間をずらして行うことにより、子ども一人ひとりとより丁寧に関わることができ、待たされることがなく、自分の順番になるまであそんでいることができます。また、子ども自身が見通しをもちやすいので、自分で判断し、能動的に行動できるようになります。